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毛嚢炎にオロナインは効く?太ももに塗った私の結果
太ももに赤いぶつぶつができたとき、最初に手を伸ばしたのが洗面所のオロナインでした。
家にあったからです。それ以上の理由はありません。
この記事を書いているのは33歳の男です。
20代の前半から太ももの赤いぶつぶつに悩んで、市販薬も皮膚科も自己処理も一通り試しました。
最後に脱毛をして、5年たった今も再発していません。
医療関係者ではないので、ここに書いてあるのは全部ただの個人の体験です。
毛嚢炎にオロナインを塗ろうと思った理由
当時の私は、太ももの赤いぶつぶつが何なのか分かっていませんでした。
ニキビかもしれないし、虫刺されかもしれない。とりあえず「肌の炎症に塗るもの」として思い浮かんだのがオロナインでした。
子どものころから家にあって、切り傷でもニキビでも塗っていた薬です。
箱の裏を読むと、効能のところに「にきび」「吹出物」「化のう」と書いてありました。
これなら当たりだろうと思ったわけです。
毛嚢炎(もうのうえん)は、毛穴の奥にある毛包という部分が炎症を起こしたものです。
毛包炎(もうほうえん)とも呼ばれます。
見た目は赤いぶつぶつで、真ん中に白い膿を持つこともあります。
毛嚢炎にオロナインを塗った結果はどうだったか?
結果から書くと、数日でやめました。効かなかったからではありません。
効いているのかどうか、判断がつかなかったからです。塗った翌日、赤みが少し引いたように見える日はありました。
ただ、オロナインは白くて厚みのあるクリームです。塗ったところがしっとりするので、見た目の印象が変わります。
本当に炎症が引いたのか、単に見え方が変わっただけなのか、自分では分かりませんでした。
そして決定的だったのは、新しい赤い点が出るのは止まらなかったことです。
塗っていた場所の隣に、数日後また新しいものができる。これが続いたので、数日で塗るのをやめました。
オロナインは毛嚢炎の薬として正しかったのか?
あとから調べて分かったことを書きます。オロナインの有効成分はクロルヘキシジングルコン酸塩という消毒成分です。
菌を減らす働きがあるので、毛嚢炎の原因が細菌であれば方向としては間違っていません。
ただ、抗生物質のように菌を狙って叩く薬ではありません。
すでに毛穴の奥で炎症が起きているものに対して、外から塗る消毒薬がどこまで届くのか。
私の使い方では、そこまでの力は無かったのだと思います。
もうひとつ、これは使ったあとに知って青くなったのですが、毛嚢炎の原因がカビであれば悪化する可能性があるそうです。
マラセチア毛嚢炎と呼ばれるもので、見た目はほとんど同じです。
自分のものがどちらなのか分からないまま塗っていたので、運が良かっただけかもしれません。
オロナイン以外に毛嚢炎で試した市販薬
オロナインをやめたあとも、しばらくは市販薬を転々としました。
家にあるものを順番に試した、というほうが正確です。
毛嚢炎にメンソレータムを塗ってみた
オロナインの次に塗ったのがメンソレータムです。これも家にありました。
塗るとすっとして、かゆみが紛れる感じはありました。ただ、赤いぶつぶつが減ることはありませんでした。
いま考えると、メンソレータムはひび割れやあかぎれのための軟膏です。
毛穴の炎症に効く成分が入っているわけではないので、当たり前の結果でした。
毛嚢炎がかゆいときにムヒを塗った
かゆみが強い日はムヒを塗りました。かゆみは確かに収まります。
その点では役に立ちました。ただ、これも赤いぶつぶつそのものには何の影響もありませんでした。
かゆみ止めなので当然です。
いま思えば、私がやっていたのは薬を選んでいたのではなく、家にあるものを順番に塗っていただけでした。
何が原因かを確かめないまま薬を変えても、当たりを引くかどうかは運です。
市販薬で毛嚢炎が治らなかった本当の理由
市販薬を一通り試してから、ようやく皮膚科に行きました。
そこで抗生物質が入った軟膏を処方されます。結論を先に書いてしまうと、処方薬でも同じでした。
塗っているあいだは減り、やめるとまた出ます。
処方薬のほうが市販薬よりはっきり効いたので、薬の強さの問題ではありません。
原因が残っていたからです。私の場合、毛が濃くて密に生えているところに、剃ったり抜いたりを繰り返していました。
毛穴が傷つく状況を自分で作り続けていたわけです。その状態で薬を塗っても、消えるのは今出ているものだけです。
明日また新しいものができる条件は、何ひとつ変わっていません。
この話は毛嚢炎にゲンタシンなど抗生物質を塗っても再発した理由に詳しく書きました。
市販薬を試すなら、ここだけ気をつけてほしい
市販薬が無駄だったとは思っていません。かゆみが収まるだけでも、その日は助かります。
ただ、私のように何年も市販薬で粘るのはおすすめしません。
理由は3つあります。
ひとつは、自分の症状が何なのか分からないまま塗ることになるからです。
細菌なのかカビなのか角質なのかで、必要な薬は変わります。
素人が見た目で判断するのは無理でした。ふたつめは、時間を失うからです。
私は市販薬と自己処理のあいだを行ったり来たりして、何年も使いました。
その間ずっと、ズボンを脱ぐのが嫌でした。みっつめは、つぶしてしまうからです。
薬が効かないと、どうしても手が出ます。つぶしたものは跡が残りやすく、いまも薄く色が残っている場所があります。
だから順番としては、市販薬を何種類も試す前に皮膚科へ行くほうが早いです。
そのうえで処方薬でもぶり返すなら、薬ではなく毛のほうを疑うことになります。
私はそこに気づくのが遅すぎて、5年以上を無駄にしました。
当時の太ももの写真と、脱毛したあとの変化は太もものニキビが5年治らなかった私が脱毛した話に載せています。